ごちゃまぜ福祉

2022年6月10日

本日は「コレクティブインパクト勉強会」に参加してきました。NPO法人LivEQualityHUB事務局にみえる神さんは、以前春日井市で活動されていた方で、今は名古屋で母子家庭やDV被害者で住まいに困ってみえる方に、住宅を提供する支援活動を展開されています。今回は神さんから連絡をいただき、社会福祉法人理事長の唐澤剛さんの「ごちゃまぜの福祉」について勉強させて頂きました。

 

認知症の人も障がいのある人もない人も、高齢者も子どもも若者もニートも引きこもりの人も、あらゆる人たちをごちゃまぜにして、自然に楽しくその力を引き出し、元気と活気のある地域、あらゆる人に開かれた地域を作っていく。それにより孤立を防ぐことが大事であるといわれています。このようなごちゃまぜの福祉を進めるために大事な要素とは何か、を問いかけられました。

 

私も講演後に感想を求められましたが、私自身の政策の一つに「すべての人が輝ける社会に」というテーマがあり、年齢や性別、ハンディがある無いに関わらず、社会が自分を必要としていると思える社会にしたいと日ごろから考えているので、思いは同じだということを話しました。実際に幼児教育の現場で、自己肯定感を幼い頃から持てるような子育てを、と保護者に伝えていると話しました。

 

唐澤先生は、「このごちゃまぜの福祉は誰も実行していないので、これができるようになったら誰一人取り残さない素晴らしい社会ができる。そのために様々な事例を勉強しながら、今を創っていく皆さんとどのようなチャレンジができるか、議論をしながら少しずつ進めていきたい」とおっしゃってみえました。大学教授、NPO法人、お寺の住職等、色々な方から刺激を受けました。